良い開発会社を見抜く質問リスト20
開発会社との初回面談で、何を質問すればいいかわからないという声をよく聞きます。営業トークに流されて契約し、後悔するケースも多発しています。
本記事では、開発会社の本質を見抜く質問20選を紹介します。これらの質問をすることで、信頼できるパートナーを選ぶことができます。
【カテゴリー1】実績・経験に関する質問(5つ)
当社と同じ業界(業種)での開発実績は何件ありますか?
この質問で分かること
業界特有の要件を理解しているか、ドメイン知識があるかを確認できます。
❌ 危険な回答
「幅広い業界に対応しています」(具体例なし)
✅ 信頼できる回答
「飲食業で7件、直近では○○様のシステムを...」
類似案件の事例を3つ見せてください。その予算と期間も教えてください。
この質問で分かること
実績の具体性、価格感、プロジェクト規模感を把握できます。
チェック:URLやスクリーンショットを見せられるか?NDAを理由に全て見せられないなら要注意
過去のプロジェクトで失敗した経験と、そこから学んだことを教えてください。
この質問で分かること
失敗から学ぶ姿勢があるか、正直さ、改善能力を確認できます。
❌ 危険な回答
「失敗はありません」「全て成功しています」→ 嘘か、学びがない証拠
納品後も稼働しているシステムは何割くらいですか?
この質問で分かること
作って終わりではなく、長期的に使われるシステムを作れるかを確認できます。
目安:稼働率80%以上なら優秀、50%以下なら要注意
クライアントの紹介や口コミはありますか?直接話を聞けますか?
この質問で分かること
実際のクライアントの満足度を直接確認できます。
理想:2〜3社の連絡先を教えてくれる(クライアントの許可済み)
【カテゴリー2】開発体制に関する質問(5つ)
実際に開発するメンバーに会えますか?経験年数は?
営業担当だけでなく、PMやエンジニアと直接話せるかを確認。下請けに丸投げされるリスクを回避できます。
❌ 危険な回答
「メンバーは契約後に決定します」「柔軟に対応します」
外注(下請け)や海外リソースは使いますか?その場合の管理体制は?
外注自体は悪くありませんが、管理体制がしっかりしているかが重要です。
✅ 確認ポイント:コミュニケーション方法、品質管理、責任の所在
プロジェクトマネージャーは専任ですか?他のプロジェクトも並行していますか?
PMが5つも10つも掛け持ちしていると、対応が遅くなります。
理想:専任 or 並行2〜3プロジェクトまで
開発途中でメンバーが変わることはありますか?その場合の引き継ぎは?
メンバー変更はトラブルの元。変更時の引き継ぎプロセスを確認しましょう。
同時並行で何件のプロジェクトを抱えていますか?
キャパシティオーバーだと、納期遅延のリスクが高まります。
目安:従業員10名で5〜8プロジェクトが適正
【カテゴリー3】コミュニケーションに関する質問(5つ)
打ち合わせの頻度と方法(対面/オンライン)は?
理想:週1回の定例ミーティング + 必要に応じて随時連絡
❌ 「必要に応じて」だけの会社は、コミュニケーション不足になりがち
進捗報告はどのように行いますか?ツールは?
Slack、Backlog、Notionなど、進捗を可視化するツールがあるかを確認。
✅ メールだけでなく、タスク管理ツールを使う会社が理想的
質問や相談への返信は平均どれくらいで返ってきますか?
レスポンス速度は開発中の対応速度を予測できます。
理想:営業日24時間以内、緊急時は当日中
仕様変更や追加要望があった場合、どう対応しますか?
柔軟性と、変更による影響範囲の説明能力を確認できます。
✅「影響範囲と追加費用を明示してから対応します」が正解
トラブル発生時の連絡フローは?土日も対応できますか?
緊急時の対応体制を事前に確認。エスカレーションフローがあると安心です。
【カテゴリー4】費用・契約に関する質問(5つ)
この見積もりに含まれていない費用は何ですか?
サーバー費用、保守費用、ライセンス料など、隠れコストを事前に把握しましょう。
追加費用が発生するのはどんな場合ですか?
仕様変更、追加機能、修正回数超過など、追加費用のトリガーを明確にしましょう。
納期が遅れた場合の対応は?ペナルティはありますか?
納期遅延のリスクとその際の補償を確認。契約書に明記してもらいましょう。
ソースコードの著作権は誰に帰属しますか?
著作権が発注者に帰属しないと、他社で保守できなくなります。
❌「開発会社に帰属」は避ける(囲い込みリスク)
保守費用はいくらですか?何年契約ですか?途中解約はできますか?
納品後のランニングコストを事前に把握。長期契約の縛りがないかも確認しましょう。
質問する際の3つのコツ
💡 コツ1:回答をメモに残す
後で「言った/言わない」を防ぐため、回答を記録し、重要な点はメールで確認しましょう。
💡 コツ2:複数社に同じ質問をする
3社に同じ質問をすることで、回答の質の違いが明確になり、比較しやすくなります。
💡 コツ3:回答の「速さ」と「誠実さ」を見る
即答できない質問は「確認して後日回答します」と言える誠実さが重要。適当に答える会社は要注意。
まとめ:質問で開発会社の本質が見える
この20の質問をすることで、営業トークに騙されず、本当に信頼できる開発会社を見抜けるようになります。質問への回答の質、速さ、誠実さが、開発中の対応を予測させてくれます。
弊社では、これらの質問に対して誠実にお答えします。ぜひ他社と比較した上で、ご判断ください。